(以下『漢字植物園』コンテンツ目次より再掲)
円満字二郎先生の著作『漢字の植物苑』(岩波書店2020)
岩波の『図書』に連載した、「漢字の植物園in広辞苑」を元にまとめたもの。
先生のは『広辞苑』に合わせて、「植物園」でなく「植物苑」というタイトル。
チャルメルソウ
学名: Mitella furusei var. subramosa
科名;ユキノシタ科
多年草
【嗩吶草】
『広辞苑』で見つけたちょっと珍しい植物。
チャルメラ(嗩吶)「チャルメラ」『広辞苑』によれば16世紀にポルトガルから伝来したが、現在ものは中国の「嗩吶」(サナイ)から伝わったもの。
スルナーイ:
オーボエの前身にあたる、イラン辺りで生まれた楽器
東に伝わって中国の「嗩吶」となる一方で、西に伝わってポルトガルの「チャルメラ」となった。
その二つが海を終えて日本で再開し「チャルメルそう」となった
(以上は円満字先生 p25-27からき書き引用)