花の文化/漢字植物園
木蓮・木蘭
(以下『漢字植物園』コンテンツ目次より再掲)
円満字二郎先生の著作『漢字の植物苑』(岩波書店2020)
岩波の『図書』に連載した、「漢字の植物園in広辞苑」を元にまとめたもの。
先生のは『広辞苑』に合わせて、「植物園」でなく「植物苑」というタイトル。
モクレン
学名: Magnolia liliiflora
科名；モクレン科
落葉広葉樹
英名:purple magnolia
lily magnolia
, woody-orchid
※(wikipedia）
モクレンは神様の意地悪？
現在の中国語で「辛夷」
は、漢方薬となるモクレンのつぼみ
モクレンの樹そのものは「木蘭」と呼ぶ 。
「木蓮」は中国で「木蘭」の別名。
現在の日本語では「木蓮」と書いて「もくれん」とよむのが主流。
船をあらわす雅語として「木蘭の船」 という表現がよく使われる
紀元前数世紀の昔、魯般という伝説的エンジニアが、長江に浮かぶ島に生えていた「木蓮」の木を使って舟を造ったという話に基づく。
丈夫で立派な木
同じモクレン科の、ホオノキのような建築材であったかもしれない
中国の「花木蘭:女性であることを隠して父に代わって従軍し大きな手柄を立てた伝説の少女
(以上は円満字先生 p10-12から抜き書き)
作成のモクレンのページ 『漢字植物園』春の訪れ
春の訪れ （12植物）
ウメ（梅・楳）⇒kanji_umeミツマタ（三椏・三叉）⇒kanji_mitumata
コブシ（辛夷）⇒kanji_kobusi
モクレン（木蓮・木蘭）⇒このページです(20240229）
ウド（独活）⇒kanji_udo
アセビ （馬酔木）⇒kanji_asebi
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