花の文化/漢字植物園

蓮華草・紫雲英・翹揺

(以下『漢字植物園』コンテンツ目次より再掲)

円満字二郎先生の著作『漢字の植物苑』(岩波書店2020)
岩波の『図書』に連載した、「漢字の植物園in広辞苑」を元にまとめたもの。 先生のは『広辞苑』に合わせて、「植物園」でなく「植物苑」というタイトル。

ゲンゲ

レンゲソウ
学名: Astragalus sinicus
科名;ユキノシタ科
多年草

Genge 07b4185

wikipedia

レンゲソウはピンと立って揺れる

 【蓮華草・紫雲英・翹揺】
紫雲英:「英」は花を意味する漢字⇒紫色の色の雲のような花

レンゲ:極楽に咲いている蓮の花、仏像の載る「蓮華台」。そんなこんなで重々しい雰囲気がある
別名:「げんげ」:「れんげ」より先に「げんげ」があった。
翹揺(「ピンと立って揺れる」)の読み肩に由来する。平安時代「げうえう」とおんよみされていた。

(以上は円満字先生 p30-33から書き抜き引用)

『漢字植物園』春の訪れ

岩波書店による、目次の頁

春の訪れ (12植物)

ウメ(梅・楳)⇒kanji_ume
ミツマタ(三椏・三叉)⇒kanji_mitumata
コブシ(辛夷)⇒kanji_kobusi
モクレン(木蓮・木蘭)⇒kanji_mokuren
ウド (独活)⇒kanji_udo
アセビ (馬酔木)⇒kanji_asebi
サクラ(桜)⇒kanji_sakura
アンズ(杏・杏子)⇒kanji_anzu
カイドウ(海棠)⇒kanji_kaido
スミレ(菫)⇒kanji_sumire
チャルメルソウ(嗩吶草)kanji_tyarumeru
レンゲソウ(蓮華草・紫雲英・翹揺)⇒このページです(20240426)⇒

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