週刊朝日百科 植物の世界

2025年4月 『週刊朝日 植物の世界』、今回、メルカリで全120冊をセットを売っていまして・・ ・・お値段も3500円!! 先ほどさっそくゲットしました。
→間違い!これは「週刊朝日 世界の植物」の方でした。

『植物の世界』の方は全144冊、内容が深いですが、花のマクロ写真も美しい。
でも発行から50年もたっていたのですね。
間違い!これは「世界の植物」の方で、『植物の世界』は30年前の刊。
閑話休題、以下もう一度、「世界の植物」も「植物の世界」も、じっくりチェックしてみたい。
今年の課題にします。。(3ん計画かも??)

桜の季節 サクラの「サ」


※以下は ホームページのサクラのコンテンツ
漢字植物園のサクラ
https://hana.karakusamon.com/zukan/kanji_sakura.html)< b>サクラをめぐる勘違い. サクラを漢字で書くと「」。漢字的には、話はそう単純ではありません。 多くの漢和辞典では、サクラを指して「」を用いるのは日本語独自の用法 .(by円満字次郎先生)

ヨメイヨシノ:植物図鑑
Rosaceae 亜科 : サクラ亜科 Amygdaloideae 属 : サクラ属 Prunus 原産地:日本 ソメイヨシノとはエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれたサクラの園芸品種.「桜の開花予想はソメイヨシノがクローンだからできる」

八重桜(ボタンザクラ)
天見遊歩道の「桜の通り抜け」の桜は、八重桜の代表と言われる「関山(かんざん)」が主流です。
「関山」は大輪で八重の濃桃色の花を咲かせ、花弁が多く、また多数の花が固まって咲くので、とてもあでやかです。
そのあでやかな濃桃色の中で、静かに淡緑色の花を咲かせているのが、「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」という紹介。「

古都のサクラ
花の文化園の桜、 チューリップの交差点花壇とサクラに次いで、京都の枝垂れ桜。(2021の写真)

西行庵のサクラ
サクラの歌人といえば、西行。
ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ


週刊朝日百科「世界の界の植物。アカンサス

唐草図鑑の方へ追加

『徒然草』第19段

『徒然草』の研究家の島内先生は、毎年、元旦には、この19段を必ず朗読なさるという。
『徒然草』第19段の冒頭
「折節 (おりふし)の移り変はるこそ、物事(ものごと)に哀れなれ。」
季節の移り変わりこそ、「あわれ」というもので、
冒頭に続く春の項を以下に・・

「物の哀れは、秋こそまされ」と、人ごとに言ふめれど、それもる物にて、今一際ひときは、心も浮き立つものは、春の気色けしきにこそあんめれ。鳥の声なども、ことほかに春めきて、長閑のどやかなる日影に、墻根かきねの草、萌えづる頃より、やや春深く、霞み渡りて、やうやう気色立つ程こそ有れ、折しも、雨・風,打ち続きて、心あわたたしく、散り過ぎぬ、青葉に成りくまで、よろづに、ただ、心をのみぞ悩ます。花橘はなたちばなは、名にこそ負へれ、なほにほひにぞ、いにしへの事も、立ち返り、恋しう思ひ出でらるる。山吹の清げに、ふぢ覚束おぼつかなき様したる、すべて、思ひ捨てがたき事、多し。

順番は、

垣根の草初草
鳥の声鶯の初音

花(桜)
花橘

山吹

ここで初草であるが・・

はつ-くさ 【初草】

学研全訳古語辞典

名詞

①春の初めにもえ出る草。若草。[季語] 春。
幼い子などをたとえていう語。

初草は若草のことで、花もまた「桜」のことでしたね。
ここで、自サイトから桜の頁を振り返ってみます。

2021年3月|古都の桜


宇治植物園のライトアップ
https://hana.karakusamon.com/2021/sakura202103-3.html

2021年3月|花の文化園の桜

花の文化園の桜並木

https://hana.karakusamon.com/2021/sakura202103.html

2007年4月|西行庵の桜

西行庵の桜西行案の桜

ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ
https://hana.karakusamon.com/2007/sakura07.html

植物図鑑|ヲメイヨシノ

https://hana.karakusamon.com/someiyosino.html
植物生理「休眠解除過程」の説明がありました。

多くの種子は、低温条件下に一定期間置かれると、休眠が解除される( 春化 )

木賊兎文(とくさうさぎ文様)

2023年はウサギ(兎/卯 癸卯)年 ‥という事で
2022年の12月のアドベント期間は、ウサギ尽くしでした。
以下再掲します。
https://bymn.xsrv.jp/nekomegami/advent/2022/20221210.html

浮世絵の兎。江戸の兎その3。
丸山応挙 1733‐1796(その1)
葛飾北斎 1760‐1849(その2)
歌川広重 1797‐1850
(その3)(wikipedia)

歌川広重の「月に兎」

歌川広重の「月に兎」(p124)満月に兎と薄という秋を象徴するモチーフ。
シンプルな表現だが、かわいらしい団扇絵。
団扇の柄の部分を月に見立てる趣向。
兎の赤い目が、画面を効果的に引き締めている。

歌川広重の「月夜木賊に兎」

広重決定版 (別冊太陽 日本のこころ)
(p129) 「狂歌、俳諧、漢詩と響きあう絵―花鳥画の画讃」吉田洋子
月を見上げる兎が、木賊とともに描かれるようになったのは近世から。謡曲「木賊」によって作られたイメージだという。
俳諧讃「夜はいとし 草のむしろに露おきて
兎か妻も 寝つきんかぬらん」

「 広重の花鳥画には、ほとんどの作品に画讃として漢詩や俳諧そして狂歌が添えられている。画讃とともに絵を鑑賞することで、しみじみとした詩情を感じる点が、広重の花鳥画の魅力であり特徴でもある。」

meトクサであるが、先日、トクサの列植目隠しカーテンの画像を見た後、ホームセンタ-で、ジャカランタと一緒に処分値で売られていたのを購入した。昔、義父の家の池周りにも繁殖していた。

トクサ(砥草、木賊、学名:Equisetum hyemale)
別名は歯磨草(ハミガキクサ)
ウサギやグリズリーなどの野生動物が食用とする。
ウサギが食べてるのではなく、ほんとうは歯磨きに使用しているのだという話がある。木賊兎文というウサギとトクサの組み合わせを主題とした着物や陶器などの絵柄がある。
石炭紀から存在すると言われている。(wikipedia

あまり一般的ではないトクサが文様化されたのはなぜ?」というサイトがありました。