「らんまん」のオンデマンド視聴

「らんまん」(NHK連続テレビ小説)が始まり、
第一週のはhttps://hana.karakusamon.com/に書いたが、
もう、テレビで朝ドラを見ることはほぼないのだが、
NHKプラスで

週末にまとめてみていくことにした・・

第一週はバイカオウレンであった。
「この花の名前を知りたい」

Coptis quinquefolia 2
Coptis quinquefolia


亡父旧蔵の、『牧野日本植物図鑑』 改訂版 昭和24年 北隆館刊(昭和15年初版)


二月の「ちっちゃな春」、君の名はセツブンソウ

セツブンソウ(節分草)→植物図鑑へ ☆ 準絶滅危惧種

君の名はバイカオウレン

2023年4月7日NHKの 15分 【連続テレビ小説】らんまん 第1週「バイカオウレン」(5) で、万太郎がとってきたのは、母の好きな花とは違う、たぶんセツブンソウだった・・

wikipediaを見ると、種小名 quinquefolia は、「5葉の」の意味。中文: 五葉黃連,

「日本固有種で、本州の福島県以南と四国に分布し、山地帯から亜高山帯の針葉樹林の林床や林縁に生育する。高知県立牧野植物園にてボランティアにより育成されている。」

ところで、ほぼ日の週間手帳であるが、2020年2021年は牧野富太郎の植物図絵のものがあり、私もそれを使っていた。
2022年はなく、この2023年ももうないと思ったら、4月はじまりで、ヤマザクラのモノがだされた。商売上手。
ノジギク(1887 by牧野) https://www.1101.com//2020//wb20_makino/
ジョウロウホトトギス(1888by牧野)https://www.1101.com//2021//wb21_makino/

〈日本植物学の父〉牧野富太郎著作

オープニングの花々も魅力的ですね。

つづいて
第2週分を今見たのだが、こんどはキンセイランであった。

「花はなんで匂う?」

「心が震える先に金色の道がある。その道を歩いて行ったらえい。

いつもの桜の下の交差点花壇

4月6日の写真。

そろそろ、交差点差点花壇御ハイライトシーズンと思い、

3月28日(火)に交差点で草取りしてたら、交通事故がありました。
左折して立木に衝突。大破とまではいかないけど、廃車レベルに。
車を運転の皆様お気を付けて、と思っていたら、
そのあと買い物の際、ショッピングカートにカバンをかけたまま返却して、
階下に移動してから気がつき、焦りました。
「うっかり」に気を付けるのは自分でしたよ。

下は4月12日
種蒔きしたネモフィラとチューリップです♪

漢字の桜

円満字二郎さんの新刊:岩波書店 (2023/1/19)刊を買おうと思ったが、

漢字の動物苑: 鳥・虫・けものと季節のうつろい

漢字の動物苑: 鳥・虫・けものと季節のうつろい

そういえば、『漢字の植物苑』の方、

”この商品を購入したのは2020/12/15です。”だそうだ。
byAmazon
2年ちょっと前ですね。
気軽な「72の植物漢字の物語」という事で、改めて「桜」をみると、
「サクラをめぐる勘違い」のエッセイ。
サクラ(サクラ全体)に「桜」を用いるのは日本語独自の用法で、
中国の「桜」の漢字の本来は、シナ・ミ・ザクラ(志那・実・桜=桜桃の一種)のみをあらわす。(中国原産の実の成る桜の木)

西洋実桜・・サクランボ

志那実桜 ・・「ゆすらうめ」(桜桃)

→学問的には、植物名動物名に漢字を使わない、ということになるのだ・・

おまけ写真です・
4月1日(土)にマンション内の某会=定年後の男性の「男欒(だんらん)」(今は「男」を、ひらがな表記にして、女性も参加可)+福祉の会(高齢者のお助けなど)の
お花見ランチ(@マンション提供公園)に参加しました・・

今年の桜

上はマンション提供公園4月1日
下は某植物園3月25日

去年の桜

以下、桜のまとめぺージです

https://hana.karakusamon.com/ind20220410.html

ミモザとアカシアの関係


アカシアの花

ミモザ、君の名は実はアカシア

2023年3月16日ABC放送おはよう朝日で、寺ヶ池噴水広場辺りのミモザの花を映してました。今が満開、というはいいのですが、あれ?ミモザ?アカシアじゃないの?・・と。
検索したところ、 https://hanalabo.net//about-mimosa/
「ミモザという植物はありません。私たちが思い描くあの黄色いぽんぽんの花は、アカシアの花です。」
花の文化園では、「アカシア(ミモザ)」という書き方でした。
詳しい紹介では:ミモザという名はマメ科アカシア属の総称です。黄色の房状に咲く花は非常に人気があり、3月8日の「国際女性デー」のシンボルにもなっています、と。

アカシア(ミモザ)花散歩

photo byM 20230316

レンギョウとコウヅ桜もまんかいでした。久木ブリの花散歩・・・

『徒然草』第19段

『徒然草』の研究家の島内先生は、毎年、元旦には、この19段を必ず朗読なさるという。
『徒然草』第19段の冒頭
「折節 (おりふし)の移り変はるこそ、物事(ものごと)に哀れなれ。」
季節の移り変わりこそ、「あわれ」というもので、
冒頭に続く春の項を以下に・・

「物の哀れは、秋こそまされ」と、人ごとに言ふめれど、それもる物にて、今一際ひときは、心も浮き立つものは、春の気色けしきにこそあんめれ。鳥の声なども、ことほかに春めきて、長閑のどやかなる日影に、墻根かきねの草、萌えづる頃より、やや春深く、霞み渡りて、やうやう気色立つ程こそ有れ、折しも、雨・風,打ち続きて、心あわたたしく、散り過ぎぬ、青葉に成りくまで、よろづに、ただ、心をのみぞ悩ます。花橘はなたちばなは、名にこそ負へれ、なほにほひにぞ、いにしへの事も、立ち返り、恋しう思ひ出でらるる。山吹の清げに、ふぢ覚束おぼつかなき様したる、すべて、思ひ捨てがたき事、多し。

順番は、

垣根の草初草
鳥の声鶯の初音

花(桜)
花橘

山吹

ここで初草であるが・・

はつ-くさ 【初草】

学研全訳古語辞典

名詞

①春の初めにもえ出る草。若草。[季語] 春。
幼い子などをたとえていう語。

初草は若草のことで、花もまた「桜」のことでしたね。
ここで、自サイトから桜の頁を振り返ってみます。

2021年3月|古都の桜


宇治植物園のライトアップ
https://hana.karakusamon.com/2021/sakura202103-3.html

2021年3月|花の文化園の桜

花の文化園の桜並木

https://hana.karakusamon.com/2021/sakura202103.html

2007年4月|西行庵の桜

西行庵の桜西行案の桜

ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ
https://hana.karakusamon.com/2007/sakura07.html

植物図鑑|ヲメイヨシノ

https://hana.karakusamon.com/someiyosino.html
植物生理「休眠解除過程」の説明がありました。

多くの種子は、低温条件下に一定期間置かれると、休眠が解除される( 春化 )