ハーブ図鑑：ソープワート

学名：Saponaria officinalis L.
和名：サボンソウ
別名／夏別れ草（花の咲くのが夏遅い）
英名 ：Soapwort ソープワート
科名 ：ナデシコ科
分類 ： 耐寒耐暑性多年生

学名のサポナリアはラテン語のSapo「石けん」に由来し、葉に含まれるサポニンのため汁液が泡立ちます。直立した赤緑色の茎の先に、芳香のある淡桃色の花を集まって咲かせます。根が良く広がり繁殖します。日当り、水はけの良い場所を好みます。特に土質は選びませんが、中性からアルカリ性の方がより良いでしょう。花後に刈り込むと再び開花を楽しめます。９～１０月の播種、 または春か秋の株分けでふやすことができます。１～２年ごとにランナーの整理を兼ねて株分けすると良いでしょう。「八重咲きの種類だとあんまり繁殖力ないみたいなのでご家庭ではそっちのほうがいいと思います」

ソープワートシャンプー（ドライハーブ）の作り方。
１） 保存するのはソープワートの根。
２） ３０グラム程度使用します。
３） 砕いて熱湯をかけ一晩つけておきます。
４） 火にかけてふたをし１５分間煮出します。
５） 火からおろしてから、
６） 髪の状態に応じたハーブを入れ冷まします。
７） 漉して利用します。