2005/06/14 花の文化園ハーブ園にて撮影
学名: Malissa officinalis ハッカ(Menthaメンサ)属
英名:Mint(総称)
和名:ハッカ(薄荷)ミント
別名: 西洋薄荷(せいようはっか)
【科名】シソ科ハッカ属
【分類】多年生
【原産】ヨーロッパなどの温帯
ギリシャ神話に登場するニンフのMentha メンテに由来する。※1
精油成分:
メントール
精油には消化、消毒、強壮の効果があり。
ユーラシア大陸原産で、
変種が出来やすく600種を超える※2
ペパーミント系 :香りが強く、メントールの含有量も多い。
スペアミント系 :
香りは比較的弱く、甘い香りの主体はl-カルボン
アップルミント系
オレンジミント系
繁殖力が旺盛であり、零れ種と地下茎により繁殖する
※1 語源:
学名Mentha : ハッカ(メンサ)属
Mentha(メンサ)は、地獄の女王にハッカに
変えられてしまったといわれている、
女神の「Menthe」の名前に由来ミントという名称は、ローマ神話に登場するメンタという女性の名前に由来しています。プルトー王に愛された、地獄の神コキュトスの娘、メンタは、王の妻の嫉妬により、香りのよい草に変えられてしまいました。その草が現在のミントだったそうです。(ギリシャ神話)
※2 その数は数千種ともいわれます。
よく育つうえに交配しやすいため、次々に変種が作り出された
「ペパーミント」「アップルミント」、
「パイナップルミント」などなど・・。
利用法
花をつける前に若い葉っぱの部分を収穫。乾燥させるか冷凍庫で保管。 ミントティーはリフレッシュとリラックス効果を持ち合わせており、とくにストレスの多い方におすすめ。またアルカリ度が高いので、胃酸の多い方やお酒好き、また腸の調子が悪い方にもおすすめ。ペパーミントティーは、胃を刺激して腸内のガスを減すといわれます。消化促進に強い効果。 歯磨き粉やチューインガム、化粧品、 入浴剤、紅茶などの香料、菓子類、料理等に使用される。
カニングハムミント
コルシカンミント
スペアミント(和名オランダハッカ)
ミントのなかでは草丈が低い
ハッカの香りで有名なペパーミントより少しあまーい、マイルドな香りがいっぱい。縁に細かい切れ込みが入った細葉にマイルドな清涼感とほのかな甘みを含んだスペアミントは誰からも好まれる香りで、料理用ハーブとして使用されます。別名ガーデンミントの名の通り最も一般的に栽培され、香りの強いペパーミントティーの代用としても用いられます。
ブラック・ペッパーミント
ペパーミント(和名ミドリハッカ)
光沢のある濃緑に葉縁が刻みがかったペパーミントはウオーターミントとスペアミントの交配種です。
ペパーミントには「防虫作用」、「消臭作用」、「殺菌作用」があります。
キャンディーミント
ジンジャーミント
バナナミント
アップルミント
淡い黄緑色の葉には綿毛が生えていてミントの中では観賞用にもいいです。
お茶としての利用のほかにビネガーやソースの香りづけとしたり、料理の飾り付けにとさまざまな利用価値があります。
パイナップルミント
Mentha suaveolens var. variegate
葉に白い斑がはいっているのが特徴で、観賞用園芸的にも人気のあるハーブです。
アップルミントを改良した品種です。
「味・見た目ともにお勧めです。」
イヌハッカ(キャットニップ)は、シソ科ネペタ属の多年草
チクマハッカ(キャットミント)(Nepeta mussinii)
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