花の文化/漢字植物園

独活

(以下『漢字植物園』コンテンツ目次より再掲)

円満字二郎先生の著作『漢字の植物苑』(岩波書店2020)
岩波の『図書』に連載した、「漢字の植物園in広辞苑」を元にまとめたもの。 先生のは『広辞苑』に合わせて、「植物園」でなく「植物苑」というタイトル。

漢字の植物苑 円満字二郎 岩波書店

ウド

ウド
学名: Aralia cordata
科名;ウコギ科
多年草
英名:oudo, spikenard, udo

※(wikipedia

ウドは風なんて気にしない

天ぷらにして食べるのは主に新芽

「○活」型の熟語が花盛りの21世紀の日本で、一人で生きていく魂の活動を意味する「独活」が出現しないのは、ウドの漢字表記がデンと鎮座しているせいかと思われます。 

『本草綱目』にある陶弘景(5~6世紀の学者)の説。
「茎が一本、まっすぐに伸び、風が吹いても揺れない。だから「独活ドゥフォ」というのだ。」

ここでちょっと面白いのは、『本草綱目』によれば、ウドには、「独揺草」という別名もあるとのこと。
「この草は風が吹いても揺れないが、風がなくてもひとりでに揺れる。だじゃら、というのだ。まっすぐに伸び、風が吹いても揺れない。だから「独揺草」というのだ」。
まわりから何を言われても、絶対に自分の生き方を曲げないくせに、いざ、一人になると気持ちが揺れて氏アkタがない、何たる天邪鬼ぶりでしょう!
でも、そういうことって、ありますよね。

 

(以上は円満字先生 p13-15から抜き書き)

『漢字植物園』春の訪れ

岩波書店による、目次の頁

春の訪れ (12植物)

ウメ(梅・楳)⇒kanji_ume
ミツマタ(三椏・三叉)⇒kanji_mitumata
コブシ(辛夷)⇒kanji_kobusi
モクレン(木蓮・木蘭)⇒kanji_mokuren
ウド(独活)⇒このページです(20240304)
アセビ (馬酔木)⇒kanji_asebi
サクラ(桜)⇒kanji_sakura

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