植物図鑑

テンナンショウ 

学名: Arisaema
英名: Cobra lily 、 Jack-in-the-Pulpit
漢字表記:  天南星
科 : サトイモ科 Araceae
属 : テンナンショウ属 Arisaema
原産地:東アジア、東南アジア、北米、メキシコ、アフリカ東部


展示1 テンナンショウの不思議

テンナンショウの不思議


「テンナンショウは変わった性質を持っていて、性転換することで知られています。 (※例外もあります) (展示の左拡大)
小さな株がつける花は雄花だけで、成長し株が大きくなると雌花だけをつけるようになります。 さらに実を結び株の力が弱くなると、雄株に戻ります。」 テンナンショウの不思議 その2(展示の右拡大)
「テンナンショウはキノコバエという小さな虫を利用して花粉を運んでもらっていますが、その仕組みが少し変わっています。」
「テンナンショウはキノコバエをまんまと利用して受粉に成功します。ちょっとハエがかわいそうです。」

展示 2 テンナンショウの花のつくり

テンナンショウの花のつくり


「テンナンショウの仲間の花はごく小さくて、花弁や萼がなく、太い花序にたくさん集まって付きます。(肉穂花序
花序は仏炎苞と呼ばれる筒状になった葉に包まれていて、外からは見ることができません。
また花序の先端には花がなく棒状や糸状になっていて、付属体と呼ばれています。」(花の文化園大温室の展示より)


エビネ園での開花風景(写真中央にすくっと立っています)

いろいろなテンナンショウ


武蔵鐙 (むさしあぶみ)学名 Arisaema ringens Arisaema
テンナンショウ

ヒトヨシテンナンショウ
ヒトヨシテンナンショウ


ミミガタテンナンショウ

ミミガタテンナンショウの語源となる形がよくわかりました。


Wikipedia
http://www.alpine-plants-jp.com/arisaema/index_arisaema.htm
テンナンショウの仲間のいろいろ
Arisaema serratum カントウマムシグサ
ウラシマソウ、 ムサシアブミ、ユキモチソウ・・・

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