植物図鑑
(セイヨウ)アジサイ
学名: Hydrangea macrophylla
科名:ユキノシタ科
落葉低木
ガクアジサイ
学名: Hydrangea macrophylla forma normalis
(ガクアジサイ:アジサイの原種)
|
アジサイというとシーボルトと「オタクサ」…しかし、シーボルトのロマンスの逸話、お滝さんからの命名とされる、H. otakusa は植物学的な有効名ではないと『ウィキペディア(Wikipedia)』。(ちょっと残念?)
セイヨウアジサイは、日本のガクアジサイ由来のいくつかの品種をもとにヨーロッパで品種改良されてたものが日本に逆輸入され、それをもとに日本でも盛んに品種改良がおこなわれ、現在流通しているものは国内で育成されたものが中心という。(by外川高雄さん;NHK「趣味の園芸」2005年6月号)
農林水産省の品種登録のページを見たら、…本当ですね、日本の方ですね、名花いろいろ!
白い縁取りがある青紫の花弁の
ニュータイコ…美しいですね。
ジャパーニュ ミカコ、
ポージィブーケ エビータ…
本当に 八重咲き、複色、たくさんの魅力があります。
あじさいに燕(葛飾北斎・画)
ちなみにお江戸では、「さし木が簡単なので商売にならないから、と
(植木屋さんたちには)冷遇されていた」と前出外川さんの話。
2007年6月24日
@花の文化園にて撮影
アジサイは装飾花の数によって、手まり咲きとガク咲きに分けられる。
全部装飾花なのが手まり咲き。
ちょっとまとめてみました。
参考:川原田邦彦さんの新刊「
アジサイ 」日本放送出版協会 (2007/06)刊
ヤマアジサイとガクアジサイの見分け方
葉に光沢があるのがガクアジサイby川原田邦彦さん
ここで, 装飾花とはなんぞや?…
以下の種は
アジサイの名を持つが、装飾花を持たない。
* コアジサイ H. hirta (Thumb.) Sieb. et Zucc.
アジサイ
来年も必ず花を咲かせる3つのポイント
1.9月初めのお礼肥えとこまめな水遣り
(水を好むので肥料の流失が激しいので真夏も月2〜3回液肥を)
(花芽分化ため9月末からは肥料をやらない)
2.花が終わったらすぐに剪定。その後、芽の整理
(花房から2〜3節下のわき芽の上で切る=花がら摘み感覚)
(剪定2〜3週間後6号蜂に5芽程度に切り取る)
(10月まで新たなわき芽すべて取る)
*
花の終わり=装飾花が裏返る
3.剪定と同時に一回り大きな鉢に植え替え
(アナベルは新枝咲きなので春)
根鉢を崩さない。
秋は日光によく当てる。
4.冬は寒風よけをして、枝先を枯らさない。
寒肥を
花色がおかしい時は
青系は土にピートモスを混ぜる。
(楽天市場の苗)
アジサイの名花
白いアジサイ &コアジサイのページはこちらへ
|INDEX|TOP|
byM