植物図鑑

コットン 木綿

学名: Helianthus annuus L.
英名: Cotton
科 : アオイ科 Malvaceae 属 : ワタ属 Gossypium
原産地:インド


Wikipedia
摘み取った状態までのものが、種子を取り除いた後の状態のものが綿
「旧世界で最も古い木綿栽培の痕跡は約7000年前(紀元前5千年紀から紀元前4千年紀)のもので、インド亜大陸の北西の広大な領域(現在の東パキスタンと北西インドの一部)で発達したインダス文明の住民によるものである」

春に播種、2ヶ月程度で着蕾、開花。
開花40〜45日後に朔果が割れ、中の繊維質が出てきて収穫時期となる。

財団法人日本綿業振興会綿栽培日記


Wikipedia

Mandeville画cotton
Mandeville画cotton、羊がなる植物
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Mandeville
14世紀にジョン・マンデヴィルが描いたワタの想像図

(Wikipedia)インドで7000年前から栽培されていた。中世末期には、北ヨーロッパにもたらされたが、それが植物性だということ以外詳しい製法は伝わらなかった。ウールに似ていることから、北ヨーロッパの人々は羊のなる植物があるのだろうと想像した。1350年、ジョン・マンデヴィルは今となっては奇妙な話だが、「(インドには)枝先に小さな子羊がなる素晴らしい木が生えている。枝はとてもしなやかで、子羊が空腹になると枝が屈んで草を食むことができる」と書き記した(バロメッツ参照)Fanciful depiction of cotton by John Mandeville, featuring sheep instead of cotton bolls.


羊の生る植物
スキタイの羊、ダッタン人の羊、リコポデウムバロメッツ(Barometz)


2007年11月25日 綿のコースターづくり



ワタの絵本 (そだててあそぼう)

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