生物多様性

侵略的外来種

2015study

2015-07-15(水)生物多様性の理解ということをキ-ワードにした「現代生物科学」のテキスト(松本忠夫・二河成男著)から学ぶ


初歩からの生物学

 

外来種とは

外来種というと、その語感から海外から入ってきた生物のように思われがちだが、国内で移動した種にも使われるようになってきた。
我が国は多数の島嶼からなり、生物によっては島独自の進化を遂げているので、その生物相をむやみに攪乱しないために、この視点は重要である。

外来種は何らかの手段で当該の地域へ導入された生物
人為による意図的導入と、非意図的導入に区別できる

意図的な導入の理由

  1. 経済上の利益目的(食料、材木、肉、毛皮、薬などの採取)
  2. 農業害虫などに対する生物防除の目的
  3. 緑化などの環境整備の目的
  4. 花粉媒介の効率上昇の目的(花粉媒介昆虫)
  5. 観賞植物など園芸上の目的
  6. 感傷的理由で生物種を多用にする目的(故郷の生物移入)
  7. ペット(哺乳類、鳥類、両性・爬虫類、昆虫類など)
  8. 在来種の品種改良の目的

都市やその近郊では草本や樹木は外来種の方が在来種よりずっと多い。

非意図的な導入が起こる理由

  1. 家畜飼料や牧草に混入した野生草本の種子など
  2. 園芸植物に随伴した害虫や病原菌など
  3. 観賞魚、養殖魚などに随伴した寄生虫など
  4. 芝生や、道路法面などの緑化植物の種子に混入した野生草本の種子など
  5. 動物園での動物に随伴した寄生虫など
  6. 船や飛行機に紛れ込む、あるいは人間に付着して移動した動物など
  7. 外洋船が重量調整に使うバラスト水とともに移動した生物など

外来種問題

導入された野生生物が環境に放出され、そのことからもたらされるさまざまな悪影響を問題にした場合をいう。

「侵略的外来種」について

侵略的外来種は、現在多数存在している外来種の中でも、生態系や人間活動へ特に著しく影響を与える種をさす。

外来種による悪影響

(1)在来種への圧力

ジャワマングース・・ハブ・ネズミ対策で1910年沖縄本島導入、1979年奄美大島導入。2000年から駆除事業が行われる

オオヒキガエル・・・1949年、小笠原父島にオオムカデ退治のため米国軍が導入
1975年小笠原はは島に移入し、小笠原固有の貝類や昆虫類に被害を与えている・
沖縄では、サトウキビ害虫退治のため導入。1978年に八重山諸島の石垣島に移入。イリオモテヤマネコやカンムリワシなどを代表とする貴重な固有種をかかえている西表島にはびこらないように、環境省は対策を講じている

( 2) 近縁種との交雑

タイワンザル・・動物園から逃げ出して、現地(和歌山県や下北半島)のニホンザルと交配

(3)農林業の被害


アライグマ・・北海道で1993年頃から駆除開始、ペットが飼いきれなかったか逃亡したもの

(4)人間への危害

カミツキガメ・・1960年代にペットとして幼体で売り出されたが攻撃性が強く大型になり飼い切れないので屋外に遺棄されたもの


※遺伝的攪乱

かっては外国産の昆虫の輸入は厳しく禁止されていた。
1999年より植物防疫法による規制が大幅に緩和され、400種以上の輸入が認められた。その後、ペットとして飼いきれなくなった人が野外に放っものが、日本の在来種と交雑したと思しき例が見られ始めた。


侵略的外来種の例

上記の
ジャワマングース(Herpestes javanicus)
オオヒキガエル(Bufo marinus)のほか、
オオクチバス(Microopterus salmoides)ルアーフィッシングの対象魚で各地に密放流され、拡散してしまい、もはや駆除することはまったく無理。ラムサール条約湿原など貴重な生物がいる場所では防除モデルが行われている。
ヒアリ(Solenopsis invicta)アルゼンチン原産だが、1930年代におそらく園芸植物に伴って運搬され、アメリカ合衆国に侵入。年間8万人が刺され100人ほど死亡している。最近、世界拡散が進行している。

Wikipedia(20150715閲覧)
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)

世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合(IUCN)における種の保全委員会 )


外来種:維管束植物

日本生態学会編の「外来種ハンドブック」

(以下 Wikipedia:日本の侵略的外来種ワースト100 20150715閲覧結果より)
維管束植物 アカギ、アレチウリ、イタチハギ、イチビ、オオアレチノギク、 オオアワダチソウ、オオオナモミ、オオカナダモ、オオキンケイギク、 オオフサモ、オオブタクサ、オニウシノケグサ、外来種タンポポ種群、 カモガヤ、キショウブ、コカナダモ、シナダレスズメガヤ、 セイタカアワダチソウ、タチアワユキセンダングサ、ネバリノギク、 ハリエンジュ、ハルザキヤマガラシ、ハルジオン、ヒメジョオン、 ボタンウキクサ、ホテイアオイ

維管束植物以外の植物 イチイヅタ

侵入生物データベース(国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター)

植物の外来種について詳しくはこちらへ続く

要注意外来生物リスト(※要注意外来生物リストは平成27年3月26日をもって発展的に解消されています)

日本生態学会50周年記念出版「外来種ハンドブック」(株)地人書館 2002 村上興正, 鷲谷いづみ

 第1章 外来種問題の現状と課題

 1.外来種と外来種問題
 2.外来種問題はなぜ生じるのか―外来種問題の生物学的根拠
 3.外来種問題に対する国際的認識の高まり
 4.日本における外来種問題
  4.1 生物間相互作用を通じて在来種を脅かす
   (1)食べる-食べられるの関係を通じた影響
   (2)競争によって在来種を抑圧する
   (3)寄生生物を持ち込んで在来種を脅かす
   (4)1種の侵入で多様な影響
  4.2 在来種と交雑して雑種をつくることにより在来種の純系を失わせる
  4.3 生態系の物理的な基盤を変化させる
  4.4 人に病気や危害を加える
   (1)伝染病を持ち込む
   (2)花粉症を引き起こす
   (3)人に直接の危害を加える
  4.5 産業への影響
   (1)農業への影響
   (2)林業への影響
   (3)漁業への影響
   (4)利水障害
 5.日本における外来種対策の現状と課題
  5.1 外来種の輸入状況
  5.2 現行の規制
   (1)輸入規制
   (2)移動規制
   (3)遺棄・放逐の規制
   (4)現存する種の管理
   (5)狩猟制度による管理
   (6)保護増殖事業における管理
   (7)保護地域における規制
   (8)植物防疫法や家畜伝染病予防法
   (9)日本における外来種対策の検討
  5.3 国の取り組み
   (1)環境省の取り組み
   (2)国土交通省河川局の取り組み
   (3)国土交通省総合政策局環境・海洋課海洋室の取り組み
   (4)農林水産省の取り組み
    (4)-1 植物防疫法に基づく病害虫の侵入防止
    (4)-2 わが国が侵入を警戒している害虫
  5.4 地方自治体の取り組み
   (1)沖縄県におけるマングース対策の現状と課題
   (2)奄美大島のマングース対策
   (3)小笠原国立公園内におけるノヤギ駆除の取り組み
   (4)滋賀県の外来魚(ブラックバス・ブルーギル)駆除事業
   (5)北海道のアライグマ対策の経緯と課題
  5.5 NGOの取り組み
   (1)(財)日本自然保護協会(NACS-J)の取り組み
   (2)(財)日本野鳥の会の活動と外来種問題
   (3)WWFジャパンの取り組み
  5.6 海外の法的規制
   (1)外来種に関わる法制度の状況
   (2)外来種の法的対策としての「クリーンリスト」
  5.7 求められる法制度の整備
   (1)生物利用に伴う侵入の「無法地帯」ともいえる日本
   (2)外来種対策への国民の意識変化
   (3)内閣府の総合規制改革会議の動き
   (4)「外来種管理法」を中心とする法制度の整備

第2章 外来種対策・管理はどのように行うべきか

 1.外来種対策に関する基本的な考え方
  1.1 予防的措置の重要性
  1.2 駆除・根絶プログラムにおける留意点
  1.3 生態系管理と外来種管理
 2.外来種対策・管理に関する国際的動向
  2.1 生態系,生息地および種を脅かす外来種の影響の予防・導入・影響緩和のための指針原則
  2.2 IUCNガイドライン
 3.侵入経路別対策
  3.1 緑化による外来牧草の侵入
  3.2 外国産緑化樹木の里山等への侵入
  3.3 飼料穀物輸入がもたらす強害雑草
  3.4 牧草地からの侵入植物―導入牧草の逸出
  3.5 飼育動物の管理
  3.6 害虫の侵入経路と運搬者―自由貿易と植物検疫の確執
  3.7 天敵導入の管理
  3.8 放流種苗対策と養殖生物の管理
  3.9 外来海産・汽水産生物の侵入と移出

第3章 事例集

 1.種別事例集

哺乳類
タイワンザル(Macaca cyclopis)/ カイウサギ(Oryctolagus cuniculus)/
タイワンリス(Callosciurus erythraeus thaiwanensis)/ 外来リス類(alien squirrels)/
クマネズミ(Rattus rattus)/ ヌートリア(Myocastor coypus)/ アライグマ(Procyon lotor)/ 
テン(Martes melampus)/ ニホンイタチ(Mustela itasti)/ チョウセンイタチ(Mustela sibirica)/ 
ハクビシン(Paguma larvata)/ マングース(Herpestes javanicus)/ ノネコ(Felis catus)/ 
イノシシ・イノブタ(Sus scrofa)/ 養鹿用シカ類(Introduced deer for farming)/ 
キョン(Muntiacus reevesi)/ ヤギ(ノヤギ)(Capra hircus)
Column 川県七ツ島大島におけるアナウサギ対策とその成果

鳥 類
ソウシチョウ(Leiothrix lutea)/ ガビチョウ(Garrulax canorus)/ 中国産メジロ(Zosterops japonicus)/
飼い鳥(ペット鳥類)(Exotic birds)/ シロガシラ(Pycnonotus sinensis)/ 
キジ・ヤマドリ(Phasianus colchicus・Syrmaticus soemmerringii)

爬虫・両生類
カミツキガメ(Chelydra serpentina)/ セマルハコガメ(Cistoclemmys flavomarginata)/
ミナミイシガメ(Mauremys mutica)/ ミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)/ 
スッポン(Pelodiscus sinensis)/ グリーンアノール(Anolis carolinensis)/ 
タイワンスジオ(Elaphe taeniura friesi)/ サキシマハブ(Trimeresurus elegans)/ 
タイワンハブ(Trimeresurus mucrosquamatus)/ ニホンヒキガエル(Bufo japonicus)/ 
ミヤコヒキガエル(Bufo gargarizans miyakonis)/ オオヒキガエル(Bufo marinus)/
 ウシガエル(Rana catesbeiana)/ シロアゴガエル(Polypedates leucomystax)
 
魚 類
タイリクバラタナゴ(Rhodeus ocellatus ocellatus)/ ソウギョ(Ctenopharyngodon idellus)/
ニジマス(Oncorhynchus mykiss)/ ブラウントラウト(Salmo trutta)/ カワマス(Salvelinus fontinalis)/
カダヤシ(Gambusia affinis)/ タイリクスズキ(Lateolabrax sp.)/ オオクチバス(Micropterus salmoides)/ 
コクチバス(Micropterus dolomieu)/ ブルーギル(Lepomis macrochirus)/ カムルチー(Channa argus)
Column トンボも食べるオオクチバス

昆虫類(植物寄生性ダニ,クモ,センチュウを含む)
日本の外来昆虫(Alien insects in Japan)/ アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)
/ オオモンシロチョウ(Pieris brassicae)/ イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)/ 
アルファルファタコゾウムシ(Hypera postica)/ イモゾウムシ(Euscepes postfasciatus)/ 
ヤサイゾウムシ(Listroderes costirostris)/ キンケクチブトゾウムシ(Otiorhynchus sulcatus)/ 
アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius)/ 外来貯穀害虫(Stored product insects)/ 
外来マメゾウムシ類(Bruchid weevils)/ 外来テントウムシ類(Coccinellid beetles)/ 
インゲンテントウ(Epilachna varivestis)/ ブタクサハムシ(Ophraella communa)/ 
施設の侵入害虫(Invasive insect pests in greenhouses)/ ハモグリバエ類(Liriomyza spp.)/ 
コナジラミ類(Whiteflies)/ アザミウマ類(Thrips)/ 
温室にすむカイガラムシ類(Mealybugs and scales in greenhouses)/ 
果樹を加害するカイガラムシ類(Mealybugs and scales infesting fruit trees)/
外来アブラムシ類(Aphids)/ ギンネムキジラミ(Heteropsylla cubana)/ クリタマバチ(Dryocosmus kuriphilus)/
アルゼンチンアリ(Linepithema humile)/ アオマツムシ(Calyptotrypus hibinonis)/ 
植物寄生性および天敵ダニ類(Phytophagous and predacious mites)/ ゴケグモ類(Latrodectus spp.)/ 
マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)/ ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)/ 
ミバエ類(Tephritidae spp.)/ セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)/ ホソオチョウ(Sericinus montela)/ 
外来カブトムシ・クワガタムシ(Stag beetles & Beetles)/ サンカメイガ(Scirpophaga incertulus)/ 
ヒトスジシマカとネッタイシマカ(Aedes albopictus & Aedes aegypti)/ 
ウンカとセイヨウミツバチ(Nilaparvata lugens, Sogatella furcifera & Apis mellifera)

非海産無脊椎動物
チャコウラナメクジ(Lehmannia valentiana)/ アフリカマイマイ(Achatina (Lissachatina) fulica)/ 
ヤマヒタチオビガイ(Euglandina rosea)/ ニューギニアヤリガタリクウズムシ(Platydemus manokwari)/ 
ウチダザリガニ(Pacifastacus leniusculus trowbridgii)/ アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)/ 
カブトエビ類(Triops spp.)/ スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculata)/ サカマキガイ(Physa acuta)/ 
カワヒバリガイ(Limnoperna fortunei)/ タイワンシジミ(Corbicula fluminea?)
Column アフリカマイマイの殻によるオカヤドカリ類の巨大化

海産・汽水産生物
マンハッタンボヤ(Molgula manhattensis)/ クロマメイタボヤ(Polyandrocarpa zorritensis)/ 
カサネカンザシ(Hydroides elegans)/ カニヤドリカンザシ(Ficopomatus enigmaticus)/
ヨーロッパフジツボとアメリカフジツボ(Balanus improvisus & Balanus eburneus)/ 
イッカククモガニ(Pyromaia tuberculata)/チチュウカイミドリガニ(Carcinus aestuarii)/ 
シマメノウフネガイ(Crepidula onyx)/ ムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)/
ミドリイガイ(Perna viridis)/ コウロエンカワヒバリガイ(Xenostrobus securis)/
 イガイダマシ(Mytilopsis sallei)/ シナハマグリ(Meretrix petechialis)
 
植 物
外来種タンポポ(Taraxacum spp.)/
ハルジオン(Erigeron philadelphics)/ 
ヒメムカシヨモギとオオアレチノギク(Conyza canadensis & Conyza sumatrensis)/
ヨモギ属とキク属(Artemisia spp.& Dendranthema spp.)/
セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)/ 
オオブタクサ(Ambrosia trifida)/ 
オオマツヨイグサ(Oenothera glazioviana)/ 
シナダレスズメガヤ(Eragrostis curvula)/ 
ケナフ(Hibiscus cannabinus)/
コカナダモとオオカナダモ(Elodea nuttallii & Egeria densa)/ 
ボタンウキクサ(Pistia stratiotes)/ 
イチイヅタ(Caulerpa taxifolia)/ 
ハリエンジュ(Robinia pseudo-acacia)/ 
アカギ(Bischofia javanica)/ 
ギンネム(ギンゴウカン)(Leucaena leucocephala)/ 
緑化用外来牧草(Introduced grasses for revegetation)/ 
飼料畑にまん延する外来雑草(Alien weeds invading grasslands and forage crop fields)/ 
公共事業と外来水草(Introduced aquatic plants in public works)/
河原から外来植物を除去したら(Alien plant invasions in a gravelly floodplain)/
法面緑化における外国産種子の侵入(Invasions of alien seeds through slope seeding)
Column 緑化における植物導入で考慮すべき遺伝的変異性

寄生生物
パラブケファロプシス(Parabucephalopsis spp.)/ 輸入昆虫の寄生ダニ類(Parasitic mites from imported insects)/
輸入ペットの寄生蠕虫類(Parasitic helminths from imported pet animals)/ 
ヤマネコとFIV(ネコ免疫不全ウイルス)感染症(Wildcat and FIV (Feline immunodeficiency virus) infection)/
エキノコックス(Echinococcus spp.)
Column 動物園動物に見られる外来寄生虫
 2.地域別事例集

島 嶼
島嶼における外来種問題(Invasive species issues in islands)/ 
北海道に持ち込まれたカエル類(Carried frogs in Hokkaido)/ 
イタチ放獣後の三宅島の動物相(Fauna of Miyakejima Island after weasel release)/
小笠原諸島のノネコとネズミ類(Feral cats and rodents in the Bonin Islands)/ 
小笠原のメジロ,トラツグミ,モズ(Zosterops japonicus,Zoothera dauma,Lanius bucephalus)/ 
小笠原の外来昆虫(Alien insects in the Ogasawara Islands)/
食い尽くされる固有昆虫たち(Predatory impact on endemic insects by the green-anole in the Ogasawara Island)/ 
小笠原の外来樹木(Introduced trees in the Bonin (Ogasawara) Islands)/  
屋久島のタヌキ(Nyctereutes procyonoides in Yaku Island)/
琉球列島の爬虫・両生類と外来種(Impacts of exotic species on the native herpetofauna of the Ryukyu Archipelago)/ 
沖縄島の外来魚類(Alien fishes in Okinawa Island)/ 
沖縄県の外来昆虫(Alien insects in the Ogasawara Islands)/ 
尖閣諸島魚釣島の野生化ヤギ(Introduced goats on Uotsuri-Jima Island in the Senkaku Islands, Japan)

陸水域(湖沼・河川など)
北海道の湖沼(Lakes in Hokkaido)/ 霞ヶ浦(Lake Kasumigaura)/ 河口湖(Lake Kawaguchi)/ 
信州の湖沼(Lakes in Nagano Prefecture)/ 琵琶湖(Lake Biwa)/ 深泥池(Midorogaike Pond)
Column 侵入生物の拡がりを測る尺度
海 洋
東京湾(Tokyo Bay)/大阪湾(Osaka Bay)
付録資料
 IUCNガイドライン
 日本の外来種リスト
 日本の侵略的外来種ワースト100
 世界の侵略的外来種ワースト100
 「外来種管理法(仮称)」の制定に向けての要望書
 外来種文献リスト

※外来生物法が施行される前の本だが、 付録資料は必見

外来生物法

http://www.env.go.jp/nature/intro/ 「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」
※生態系被害防止外来種リストの策定により要注意外来生物は発展的に解消されました。

クズ・ランタナ・・

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外来ワースト植物

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